今日は証券会社の人たちが見学にきました。
お忙しい中ありがとうございます。 内容は今までにないくらい本格的な学習会となりました。 分散投資の勉強をしようということで、ルールを設け、3つの班に分かれてワークを行いました。 今回は3000万を運用し、ポートフォリオの成績を競い合う内容でした。 8つの企業の特徴と財務諸表とチャートが用意され、去年から今現在までの株価の推移を予想して 運用成績を決めるというものです。 各班それぞれの戦略をたて、プレゼンを行ったのですが、なかには銀行に預ける選択をした班もありました。(ちなみに、ルールでは金利0.2%です) 最近学習会の質が上がってきたような気がします。 タムケン スポンサーサイト
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本日の学習会は『ワタミ』と『ロイヤルホールディングス』のどちらがより買いなのかをグループごとに話し合うという内容だったのですが、一応はどのグループも『ワタミ』が買いだということになったのですが、どちらの企業もそれぞれ経営努力をしているようで、どちらが買いなのかという明確な判断はできませんでした。
と、いうわけで今回その3.5は主に今回の学習会に参加した人を対象に『ワタミ』『ロイヤルホールディングス』の追加調査報告的な内容にしようかと思います。 で・・・家に帰って個人的に調べてみたりしたわけなのですが・・・ 調べれば調べるほど『ワタミ』も『ロイヤルホールディングス』も甲乙つけがたしといった感じです。 まず、学習会で最後に回答して配られたチャートで省かれていた部分で存在していたニュースなに関してなのですが ・『ワタミ』では、まず『株主配当の引き上げ』があったようです。 (現在の『ワタミ』の一株あたりの予想配当は20円、配当利回りでいうと1.16程、 企業の株主重視姿勢という時代の流れには逆らえないということなのでしょうか?) ・『ワタミ』株をアサヒビールが買いましたというニュースもあったようです。 (関係強化が目的のようですが…。) 『ローヤルホールディングス』に関しては正直めぼしいニュースが見つからなかったので なぜ、学習会の資料で途切れていたチャート部分から現在に至るまで上昇したのかは不明です。 ただ、 ・下げ止まった理由 ・『ロイヤルHD』の配当金額の妥当性 についてはもしかしてはこれが理由なのでは?というものを見つけました。 それは、最後に部長が言及していたPBR(株価純資産倍率)です。 まず、『ワタミ』と『ロイヤルホールディングス』のPERは 『ワタミ』が連結で25.2 『ロイヤルHD』が連結で32です。 これをみても、業種が同じとはいえないこともあり、 (どちらも成長過程の企業であると考えれば)割安なのか割高なのかなんとも判断甲乙つけがたい感じです。 ただ、この二つの企業はPBRで見ると決定的に差が出ます。PBRは 『ワタミ』が連結で3.52なのに対し 『ロイヤルHD』は連結で1.12なのです。 PBRはその会社の資産が優良資産であると判断できるような会社であるのならば、 PBRが1となる水準は『下値のメド』と考えられます。 そして、『ロイヤルHD』はPBRが1を下回った水準でしばらく推移した後に反発しています。 あくまで、可能性の一つではあるのですが、『ロイヤルHD』の底堅さの理由として この低水準のPBRの影響が考えられます。 さらに、学習会で『ロイヤルHD』の配当金額は妥当であるか否か? と言う話も、『ロイヤルHD』の株価は5年以内は高くても2000円未満なので PBRが適正~割安な水準を示していたと考えれば、20円の配当を続けたことは 適正であるか、少なくとも払いすぎではないと考えることもできるのではないでしょうか? もっとも、これもあくまで可能性の話で、他の要因があったと言う可能性を否定するわけではありません。 短くまとめるつもりが、長くなってしまいましたが、この辺で終わりにします。 リザボアメンバーの意見・感想には可能な限り回答したい思うのでコメントのほどよろしくお願いします。 |
若干予定より遅れましたが今回は前回の予告どおり最近購入したある銘柄についてです。
そのある銘柄というのは、ベスト電器です!!・・・。 といってもベスト電器ってどんな会社?という方もいると思うので今回はベスト電器がいったいどんな会社なのかということの紹介にとどめておきたいと思います。 まず、ベスト電器(8175)は東証1部上場企業です。 業種で言えば小売業、そして名前から連想された方もいると思いますが家電量販店です。 首都圏に住んでいる方は家電量販店といえば、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダ電機などがすぐに浮ぶと思いますが、ベスト電器もその一つです。ちなみに、『さくらや』はベスト電器の子会社になります。 ベスト電器の本社は福岡で、九州・沖縄でのシェアが高いです。 ところで、上でも『家電量販店といえば?』と書いたのですが、そう聞かれたときにベスト電器がまず浮ぶ人は、九州・沖縄以外では少ないのではないでしょうか? 家電業界全体でのベスト電器の立ち位置はというと売り上げで7位・・・ただいま低迷中です。 ただ、昔は堂々の1位でした。(つまり抜かれたわけですね~いろいろな会社に・・・) 昔1位だったからといって、また1位になれるというわけではもちろんなく、ヤマダが圧倒的シェアを確保しつつある現状ではそれはより厳しいだろうと思われます。 ただ、ベスト電器というのは他の家電量販店にはない特長を持っています。 それは、海外展開をしていることです。 ベスト電器は先ほど述べたように、九州が基盤なのですが、店舗は全国にあり、海外ではシンガポール・台湾・インドネシア・香港に店舗を構えています。 日本国内は人口も減少傾向にあり小売業の今後は厳しいことが予想されます。 そこにきて 海外に目を向け始めた規模急拡大中の会社 海外のノウハウを持つ低迷中の会社 規模急拡大中の会社に対抗したい他の家電量販店大手の会社群 があるわけです。 どれがどの会社かは書きませんが、知っている会社を当てはめてみてください。 では、ひとまず今回はこの辺で終わります。 次回は、家電量販店業界の2007年以降の動向と今後について書いてみたいと思います。 |
今回はおすすめのネット証券ベスト3+αについてです
さっそくですが、 私がお勧めするネット証券は マネックス証券 ジョインベスト証券 イートレード証券 の3つです。 ちなみにですが私が口座を開設しているのはマネックス証券です。 ネット証券を選ぶときには 手数料は安いか 情報ツールは充実しているか 取引ツールは充実しているか 注文方法は充実しているか(逆指値注文・連続注文・リバース注文など) 特殊な取引方法があるか(ミニ株、マメ株、ナイター取引など) その他その証券会社でしかできないことはないか(中国株・FX・海外ETF・先物など) といったことを考えます。 ここで、紹介した3社はいずれも情報ツールは充実しています 基本的に四季報に載っているような企業情報は無料閲覧なので取引はしなくともまず口座を持つことをお勧めします (内容はだいたい互角かな~と思うので紹介は端折ります) 取引手数料は ジョインベスト証券が10万円までの取引で100円 イートレード証券が50万円までの取引で472円(アクティブプランだと10万円未満の取り引きは無料) マネックス証券はPC注文だと取引手数料が高くなってしまうのですが、携帯で注文を行えば10万円までの取引で105円になります。 ツールとしては ジョイン&マネックスでは パソコンの株価自動更新ツール&携帯の株価自動更新アプリが使えます(イートレードは不明) (アプリの方はマネックスは7月上旬より全機種対応予定のようです。現在は一部利用可) また、上の三つの証券会社ではいずれも携帯注文が可能です。 ちなみにですが私は、注文の95%は携帯で行っています。(残りの5%はミニ株&ナイターです) 他にも ・IPO(新規公開株)の引き受け額が多い(マネックス&イートレード)…ジョインは比較的新しい証券会 社なので不明ですが、なにしろ野村證券がバックについているので今後に注目です ・ナイター取引ができる(マネックス&イートレード) ・携帯で取引ができる(マネックス&イートレード&ジョイン) ・ミニ株で小額取引ができる(マネックス&ジョイン) ・未成年でも口座開設ができる(マネックス) などなどと各社ともここには書ききれないほどの特長があります。 また、証券会社のサービスは日々変化しているので最新の情報は各証券会社のページで確認してくださ い。 さて、+αの話なのですが、 どの証券会社を選べばいいかわからないというときのための裏技(表技?)的手法があります。 それはつまり、 複数の証券会社に口座を持つということです。 なにしろ、ネット証券はほとんどが維持費無料なので複数もっても問題なしです。 そうしておけば、報ツールは使えるので情報は集めやすくなりますし、状況に応じて自分に都合のい料金 プランを選択して取引することもできます。(お金を移したりはメンドウですがネット証券の口座の出入金は手数料無料が多いようです) 次回は、最近購入したある銘柄について書こうかと思います。 |